まじすか?
2009.09.18

富山県氷見市の氷見漁港に世界最大の魚というジンベエザメが迷い込み、港内をゆったりと泳いでいる。小さな餌しか食べない温和な性格と愛嬌(あいきょう)のある「四角い顔」で早くも住民らに人気だが、もともと熱帯や亜熱帯の魚で、専門家らは「暖かい海でないと生き延びられないはず」と気をもんでいる。見つかったジンベエザメは体長が5〜6メートル。14日、漁港の波間に背びれをのぞかせているのを漁協職員が発見した。

ジンベエザメは時折、幅1メートルはある四角い頭や夏着の甚平に似た独特の水玉模様ものぞかせている。魚津水族館の職員らが16日に漁船で調査した際は、ダイバー2人が近寄っても逃げようとしなかった。船で沖合に誘導しようとしてもすぐに港内に戻ってしまい、「ここが気に入っているのでは」の声も。しかし、ジンベエザメは大きめのプランクトンや特定の小魚しか食べないこともあり、「冬まで生き延びるのは無理」と加野泰男同水族館長。ジンベエザメを飼育する沖縄美(ちゅ)ら海水族館の戸田実魚類課長は「対馬暖流に乗って迷い込んだのだろうが、いずれ流れを遡(さかのぼ)って南に戻るのでは」とみている。


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