恋レキ。〜彼女たちの恋愛履歴〜 story.017「リアリティ・バイツ〜恋愛の現実は厳しい」
2007.08.31


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│メルマCiCオリジナルエッセイ
│『 恋レキ。〜彼女たちの恋愛履歴〜 』story.017
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「リアリティ・バイツ〜恋愛の現実は厳しい〜」
 
常に恋愛モード全開の48歳、ヨウスケさん第二弾。
20代の女の子との恋愛が多いヨウスケさんだが、最近、とある大人の女性に
恋心を抱いた。
 
 
きっかけは、「食生活を改善しないと危険」と医師から宣告され、通い始め
た食のセラピー。しぶしぶ足を運んだ病院に、彼女はいた。
 
40代前半で独身の彼女は、いわゆる食のセラピスト。背がスラリと高い美女
で、いかにも才女という雰囲気。
 
 
普段は女性から頼られる事の多いヨウスケさんだが、今度は立場が逆。
彼女は、専任アドバイザーとしてヨウスケさんの生活を事細かくチェックし、
管理する。
ヨウスケさんは、自分のすべてを彼女に委ねた。
 
「不摂生な生活をしていると『ちゃんとしないとダメですよ!』と叱ってく
れたり、言われた事を守ると『よくできました、頑張りましたね!』と子供
相手のように褒めてくれたり。男って馬鹿だから、褒められると犬みたいに
喜ぶんですよ。『じゃあ次も頑張ろうかな』と燃える」
 
 
そうして二人三脚で、無事プログラムを終了。
大きな困難を共に乗り越えたかのような強い絆を、彼女との間に感じたとい
う。恐怖体験を一緒にすると恋愛感情が生まれる、というアレだ。
 
 
「プログラムが卒業できたお礼に」と、ヨウスケさんは彼女を食事に誘った。
しかし彼女は「患者さん本人の努力ですから」と、なかなか本気にしてくれ
ない。
 
「本気で誘ってるんですけど」と、ストレートに伝えるヨウスケさん。
その本気に一瞬面喰らった彼女は「ダメです!」と照れたようにはぐらかしたという。
 
なんか、ドラマみたいだ。ヨウスケさんという人は。
 
 
「悪戦苦闘してるんですよ。今まで好きになったことのないタイプ。でも、
向こうも気を持たせる素振りをするの。この前なんて『誕生日、一緒ですね
!』って無邪気にこっちに走ってくるんです。可愛いなって。ズルイよね、あれ」
 
プログラムが終了したにも関わらず、ヨウスケさんはセラピーに通い続けている。
彼女がヨウスケさんを好きになるのは、たぶん時間の問題。
 
 
そんな愛すベきヨウスケさんから、30代ガールズへのアドバイスをもらった。
 
 
「悲しいけど、男と女って、すごく些細な事で恋が冷めちゃったりする。す
ごく綺麗な人なのに、ご飯の食べ方が汚かったり、店員への態度が乱暴だっ
たり、運転中に暴言吐かれたりすると、あー見ちゃったって」
 
 
女の子が無意識にしていることで、男は傷ついているとも。
  
 
「例えばデートの帰り、家に入るなりテレビをつけられたりすると、俺の存
在は何なの?とか思ってヘコむ。普通は『何か飲む?』とか『お風呂沸かそ
うか?』だよね。口に出しては言わないけど、男は女性に自分の存在をしっ
かり認めてもらわないとダメなのです」
 
口では言わないけど、顔にしっかり出ていますよね、男性の「僕にかまって」サイン。
つきあいが長くなればなるほど、男性のそういうところ、正直面倒くさいなーと思っちゃうけど。
ここは注意ですね、ガールズの皆さん。
 
 
以前、男友達がふと口にしたセリフを思い出す。
 
「女の子の普段のお弁当の詰め方が美しいかどうかを、男って見てるから気
をつけたほうがいいよ。ウインナーがタコだったり、リンゴがウサギだった
り、赤緑黄色のバランスがキレイだとポイントが高い」
 
ちなみに、彼の理想の恋人像は「保母さんか看護士さん」。
その時はかなり引いてしまっていた私だけど。
 
女性が男性に求めるものが高いように、男性が女性に求めるものは高い。
恋愛の現実は、かくも厳しい——「リアリティ・バイツ」なのかもしれない。
 
最後に、ヨウスケさん、愛の提言。
「今、女性が強くなって男がどんどん弱くなってきてるけど、やっぱり男は
強くなきゃ。いざと言う時に頼れない男はダメですよ。あと、30代の女性に
は20代にはない人生の経験値という武器がある。今の方が、絶対魅力的だか
ら。ライバルが若い女の子でも勝てます。自信を持って恋愛してください」
  
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│著者:Sawako Matsuoka(コピーライター)
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